社労士による社労士試験合格法!
人事部所属の勤務社労士がお伝えする社労士試験合格法!人事の実務や社労士の現実もお伝えします。
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選択式試験必勝法 その3
皆様、おはようございます。
今日も選択式試験についてのお話です。
昨日はグルーピングのお話でしたが、今日はそのグルーピングをするための参考として選択式試験にはどのようなパターンがあるのかをお伝えします。
以前お伝えしたように8科目の選択式試験を大まかな難易度をつけると簡単、普通、難しいの3つのパターンに分けられると思います。
では難易度ではなく、出題傾向からするとどうでしょうか?
色々パターンがあると思いますので列記しようと思います。
・基本条文
・基本語句
・文章問題
・判例、通達問題
・数字問題
などなど・・・
最も多いのは基本語句問題です。多少数字の選択肢もありますがその数字自体はみんな知っている問題です。
昨年の問題で言いますと雇用保険、健康保険、厚生年金保険がこのパターンに当てはまります。
次に基本条文問題ですが、皆さんは”目的条文”をご存知ですか?
どの法律の第1条はこの目的条文です。
”この法律は・・・・”で始まる法律が何の目的でできたかを書いてある部分です。
どのテキストにも載っていますが文章ばかりの味気ないものですので案外見落としている人も多いと思います。選択式にあまり登場しないのですが、前々年の選択式に2科目も出題されました。(労災、雇用)
しかも、この目的条文は社労士を目指すものにとって必ず知っておかなければならない!からか救済がかかりません。実際この2科目は救済がかかりませんでしたので目的条文は必ず抑えておきましょう。私が抑えた方法は後日お伝えします。
次からが難しくなります。
文章問題ですが、これは前後の文章から推測して判断する問題です。
と言ってもなかなかできるわけではありません。
そこで昨日申し上げたグルーピングが必要になってきます。
グルーピングができれば何とかなる場合も多いです。
昨年の問題では労働一般や国民年金が該当するのではと思います。
国民年金はテーマ自体基本書の最後の方に載っているので基本語句問題ではあるのですが見た事ない受験生にとっては難しい問題だったと思いますがグルーピングができれば3点は確保できたと思います。
労働一般はグルーピング自体問題でされていたので内容はほとんどの受験生が難しいと感じた問題でしたが前後の文章から推測して何とか3点確保できた方も多いと思います。
実際にこの労働一般は救済がかかりませんでした。
次に判例、通達問題です。
昨年の問題では労災保険、労働基準法(労基部分)が該当します。
最近の労基はほとんどがこの判例、通達からの出題になっていますので学習段階でどう対応すれば分からないとお思いの方も多いと思います。文章問題として前後の文章から判断する方法と見た事ない判例、通達でも基本的な考え方は基本書に載っている事項の応用ですので落ち着いて考えれば2点は確保できそうです。安衛と合わせて3点は必ずキープしたいところです。
昨年の労災は大方の予想通り救済がかかりましたが難しい通達でした。ほとんどの受験生が初見の問題と思います。グルーピングが可能の問題でしたので1点救済はありませんでしたがどの穴も難しい穴でした。
とにかく2点を確保するためにAとB穴は取りたかったところです。これも文章問題として文章をよく読めば何とか?2点取れたのではと思いますが1点で不合格でしたという受験生が多かったようです。
最後に数字問題です。
これは難しい。
数字問題でも5つ穴中1から2穴が数字の問題と全部数字の問題があります。
昨年でも社会一般のC穴は難しい数字問題でした。
全部数字の問題では前々年の国民年金が相当します。
この問題は5穴中4穴が数字でしかもグルーピングがほとんどできないという難問でした。
社労士の世界では超簡単問題ですが社労士になる前の受験生の段階では知っている人はほとんどいなかったろ思います。
そのため1点救済がかかる問題になってしまいました。
この数字問題で重要なことは”賭け”にでるか、でないかです。
例えばAとBの穴があった場合どちらかに①どちらかに②の答えが別々に入る事が分かっているがどちらに入るかが分からない・・・ということがよく有ります。
Aに①、Bに②か。Aに②か、Bに①か。
この場合に賭けにでて2点取りに行くか、A、Bともに①を入れて1点を取りに行くか迷うところです。
もちろん他のC,D,Eの穴の出来具合にもよりますが私は間違いなく1点を取りに行く方法を取ります。
選択式試験は3点取れば勝ちです。
また、2点でも救済がかかる可能性は十分にあります。
昨年、一昨年と8科目中4科目も2点以下で合格でした。
しかしながら、1点を取ってしまうと救済の可能性はほとんどなくなります。
事実、選択式試験の歴史の中で1点救済は過去2科目のみです。
しかも、この数字問題は救済がかかる可能性がかなり高いので問題をみてここは2点キープ!と思い切って割り切れるかで結果が変わってきます。
もちろん、皆様の判断によりますが選択式試験はあくまで取りこぼしの無いことが大事です。7科目が5点満点でも1科目が1点では合格できない非情な試験です。
2点キープか3点キープか。
この判断は試験問題を見ないと分かりませんが少なくとも”1点”はダメです。
↓ クリックしていただけたら幸いです。

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今日も選択式試験についてのお話です。
昨日はグルーピングのお話でしたが、今日はそのグルーピングをするための参考として選択式試験にはどのようなパターンがあるのかをお伝えします。
以前お伝えしたように8科目の選択式試験を大まかな難易度をつけると簡単、普通、難しいの3つのパターンに分けられると思います。
では難易度ではなく、出題傾向からするとどうでしょうか?
色々パターンがあると思いますので列記しようと思います。
・基本条文
・基本語句
・文章問題
・判例、通達問題
・数字問題
などなど・・・
最も多いのは基本語句問題です。多少数字の選択肢もありますがその数字自体はみんな知っている問題です。
昨年の問題で言いますと雇用保険、健康保険、厚生年金保険がこのパターンに当てはまります。
次に基本条文問題ですが、皆さんは”目的条文”をご存知ですか?
どの法律の第1条はこの目的条文です。
”この法律は・・・・”で始まる法律が何の目的でできたかを書いてある部分です。
どのテキストにも載っていますが文章ばかりの味気ないものですので案外見落としている人も多いと思います。選択式にあまり登場しないのですが、前々年の選択式に2科目も出題されました。(労災、雇用)
しかも、この目的条文は社労士を目指すものにとって必ず知っておかなければならない!からか救済がかかりません。実際この2科目は救済がかかりませんでしたので目的条文は必ず抑えておきましょう。私が抑えた方法は後日お伝えします。
次からが難しくなります。
文章問題ですが、これは前後の文章から推測して判断する問題です。
と言ってもなかなかできるわけではありません。
そこで昨日申し上げたグルーピングが必要になってきます。
グルーピングができれば何とかなる場合も多いです。
昨年の問題では労働一般や国民年金が該当するのではと思います。
国民年金はテーマ自体基本書の最後の方に載っているので基本語句問題ではあるのですが見た事ない受験生にとっては難しい問題だったと思いますがグルーピングができれば3点は確保できたと思います。
労働一般はグルーピング自体問題でされていたので内容はほとんどの受験生が難しいと感じた問題でしたが前後の文章から推測して何とか3点確保できた方も多いと思います。
実際にこの労働一般は救済がかかりませんでした。
次に判例、通達問題です。
昨年の問題では労災保険、労働基準法(労基部分)が該当します。
最近の労基はほとんどがこの判例、通達からの出題になっていますので学習段階でどう対応すれば分からないとお思いの方も多いと思います。文章問題として前後の文章から判断する方法と見た事ない判例、通達でも基本的な考え方は基本書に載っている事項の応用ですので落ち着いて考えれば2点は確保できそうです。安衛と合わせて3点は必ずキープしたいところです。
昨年の労災は大方の予想通り救済がかかりましたが難しい通達でした。ほとんどの受験生が初見の問題と思います。グルーピングが可能の問題でしたので1点救済はありませんでしたがどの穴も難しい穴でした。
とにかく2点を確保するためにAとB穴は取りたかったところです。これも文章問題として文章をよく読めば何とか?2点取れたのではと思いますが1点で不合格でしたという受験生が多かったようです。
最後に数字問題です。
これは難しい。
数字問題でも5つ穴中1から2穴が数字の問題と全部数字の問題があります。
昨年でも社会一般のC穴は難しい数字問題でした。
全部数字の問題では前々年の国民年金が相当します。
この問題は5穴中4穴が数字でしかもグルーピングがほとんどできないという難問でした。
社労士の世界では超簡単問題ですが社労士になる前の受験生の段階では知っている人はほとんどいなかったろ思います。
そのため1点救済がかかる問題になってしまいました。
この数字問題で重要なことは”賭け”にでるか、でないかです。
例えばAとBの穴があった場合どちらかに①どちらかに②の答えが別々に入る事が分かっているがどちらに入るかが分からない・・・ということがよく有ります。
Aに①、Bに②か。Aに②か、Bに①か。
この場合に賭けにでて2点取りに行くか、A、Bともに①を入れて1点を取りに行くか迷うところです。
もちろん他のC,D,Eの穴の出来具合にもよりますが私は間違いなく1点を取りに行く方法を取ります。
選択式試験は3点取れば勝ちです。
また、2点でも救済がかかる可能性は十分にあります。
昨年、一昨年と8科目中4科目も2点以下で合格でした。
しかしながら、1点を取ってしまうと救済の可能性はほとんどなくなります。
事実、選択式試験の歴史の中で1点救済は過去2科目のみです。
しかも、この数字問題は救済がかかる可能性がかなり高いので問題をみてここは2点キープ!と思い切って割り切れるかで結果が変わってきます。
もちろん、皆様の判断によりますが選択式試験はあくまで取りこぼしの無いことが大事です。7科目が5点満点でも1科目が1点では合格できない非情な試験です。
2点キープか3点キープか。
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