社労士による社労士試験合格法!
人事部所属の勤務社労士がお伝えする社労士試験合格法!人事の実務や社労士の現実もお伝えします。
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選択式試験必勝法 その4
皆様、おはようございます。
今日も選択式試験についてお伝えします。
今日は科目別に見ていきましょう。今回は労働保険編です。
まず、労働基準法ですが前回にお伝えしたとおり最近は条文からの問題は少なく、判例・通達からの出題が非常に多いのか特徴です。
判例や通達は星の数ほどありますので勉強のしようが無いというのが本音ですがテーマ自体は解雇や年次有給休暇、労働条件等基本的なテーマが多いです。
ということで基本部分をしっかりと理解しているかが問われています。文章問題がほとんどですのであせらずに問題全文をよく読み分からない穴も文章力で解決できるよう頑張ってください。
次に労働安全衛生法ですが、こちらは労基法とちがって条文そのままの語句を抜かれてくるケースが多いです。安衛法は苦手な方も多く、勉強した割には択一でも3点しか配点が無いためノーガードの方も多いと思いますが選択式試験で安衛法が全くのノーガードでは非常に苦しくなってきます。
労基法は難易度が年々上がってきている反面、安衛法は簡単になってきています。労基法で3点満点が難しい中、安衛法で1点でも取れれば3点確保できます。
ですから安衛法を全くのノーガードは非常に危険ですので条文レベルの問題だけでも学習したほうがいいと思います。択一式は3点中1点~2点はとても難しい問題が出ますので3点中1点取れればもうけもので挑んでいいと思いますが選択式は条文をしっかり学習しましょう。
安衛法の特徴として解答に”2文字の熟語”が多いのがあげられます。
”危険””勧告””勧奨””尊重””専属””専任””指揮””指導””診断””検査”などなど・・・
いずれも見たことある語句ですが微妙な意味の違いで答えが変わってきますので条文学習ではこの2文字熟語語句に注意しましょう。
もう一つの特徴に安衛法は”義務”と”努力義務”の問題もよく出題されます。
”・・・しなければならない。”の義務か”・・・するよう努力しなければならない。”の努力義務かが問われます。これも条文学習の際に気をつけてください。
次に労災です。
労災は給付日額等の数字問題が問われそうな気もしますが案外文章ばかりの問題が多いです。
労災も労基と同様に判例・通達からの出題が多いですし、最近の時事に関するタイムリーな話題の出題も見られます。グルーピング自体はやりやすい問題が多く救済は2点とまりですので1点は確保しましょう。
どちらかというと保険部分の手続き関係の問題より労災の意義や義務のような大きなテーマの出題が多いでしょうか。一昨年も出題されましたのでもう出題がないとは思いますが目的条文からの出題があったりして簡単な年と難しい年の差が激しい科目でもありますので難しいと判断すれば2点は必ずキープする解答が賢明と思います。
次に雇用です。
最近の雇用は簡単な問題が多く、ここで5点満点を取って全体の得点の底上げを目指したいと思いますが毎年簡単とは限りませんので今年当たりは雇用で難しい問題が出ても不思議ではありません。
毎年の特徴として文章と数字がミックスされているケースが多いのですが、この数字自体も初学者でも知っている超基本問題ですので取りこぼしのダメージが大きいです。
基本的な数字はしっかり覚えましょう。
雇用保険の特徴として紛らわしい語句が多いことがあげられます。
”失業給付と失業等給付”
”高年齢求職給付と高年齢者求職給付””
”育児休業給付と育児休業者給付”
”短期雇用特例被保険者と短期雇用被保険者”
などなど・・・
皆様すぐにわかりますか?
また、時期もややこしいです。
”離職日の前日から・離職日から”
”1年以上・1年を経過した日”
”15日未満・30日未満”などなど・・
ばらばらですね。これも抑える必要があります。
また、誰がするのかも知っておきましょう。
”事業主がするのか””被保険者がするのか”
雇用保険は手続きが主に出題されますので基本手当を受給するにあたっての流れもしっかり学習しましょう。
皆が知っている問題を落とす事が一番厳しい状況ですのでこの雇用保険で取りこぼしの無いように注意しましょう。
明日は社会保険です。
一般常識は別の日に労働・社会ともにお伝えします。
↓ クリックしていただければ幸いです。

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今日も選択式試験についてお伝えします。
今日は科目別に見ていきましょう。今回は労働保険編です。
まず、労働基準法ですが前回にお伝えしたとおり最近は条文からの問題は少なく、判例・通達からの出題が非常に多いのか特徴です。
判例や通達は星の数ほどありますので勉強のしようが無いというのが本音ですがテーマ自体は解雇や年次有給休暇、労働条件等基本的なテーマが多いです。
ということで基本部分をしっかりと理解しているかが問われています。文章問題がほとんどですのであせらずに問題全文をよく読み分からない穴も文章力で解決できるよう頑張ってください。
次に労働安全衛生法ですが、こちらは労基法とちがって条文そのままの語句を抜かれてくるケースが多いです。安衛法は苦手な方も多く、勉強した割には択一でも3点しか配点が無いためノーガードの方も多いと思いますが選択式試験で安衛法が全くのノーガードでは非常に苦しくなってきます。
労基法は難易度が年々上がってきている反面、安衛法は簡単になってきています。労基法で3点満点が難しい中、安衛法で1点でも取れれば3点確保できます。
ですから安衛法を全くのノーガードは非常に危険ですので条文レベルの問題だけでも学習したほうがいいと思います。択一式は3点中1点~2点はとても難しい問題が出ますので3点中1点取れればもうけもので挑んでいいと思いますが選択式は条文をしっかり学習しましょう。
安衛法の特徴として解答に”2文字の熟語”が多いのがあげられます。
”危険””勧告””勧奨””尊重””専属””専任””指揮””指導””診断””検査”などなど・・・
いずれも見たことある語句ですが微妙な意味の違いで答えが変わってきますので条文学習ではこの2文字熟語語句に注意しましょう。
もう一つの特徴に安衛法は”義務”と”努力義務”の問題もよく出題されます。
”・・・しなければならない。”の義務か”・・・するよう努力しなければならない。”の努力義務かが問われます。これも条文学習の際に気をつけてください。
次に労災です。
労災は給付日額等の数字問題が問われそうな気もしますが案外文章ばかりの問題が多いです。
労災も労基と同様に判例・通達からの出題が多いですし、最近の時事に関するタイムリーな話題の出題も見られます。グルーピング自体はやりやすい問題が多く救済は2点とまりですので1点は確保しましょう。
どちらかというと保険部分の手続き関係の問題より労災の意義や義務のような大きなテーマの出題が多いでしょうか。一昨年も出題されましたのでもう出題がないとは思いますが目的条文からの出題があったりして簡単な年と難しい年の差が激しい科目でもありますので難しいと判断すれば2点は必ずキープする解答が賢明と思います。
次に雇用です。
最近の雇用は簡単な問題が多く、ここで5点満点を取って全体の得点の底上げを目指したいと思いますが毎年簡単とは限りませんので今年当たりは雇用で難しい問題が出ても不思議ではありません。
毎年の特徴として文章と数字がミックスされているケースが多いのですが、この数字自体も初学者でも知っている超基本問題ですので取りこぼしのダメージが大きいです。
基本的な数字はしっかり覚えましょう。
雇用保険の特徴として紛らわしい語句が多いことがあげられます。
”失業給付と失業等給付”
”高年齢求職給付と高年齢者求職給付””
”育児休業給付と育児休業者給付”
”短期雇用特例被保険者と短期雇用被保険者”
などなど・・・
皆様すぐにわかりますか?
また、時期もややこしいです。
”離職日の前日から・離職日から”
”1年以上・1年を経過した日”
”15日未満・30日未満”などなど・・
ばらばらですね。これも抑える必要があります。
また、誰がするのかも知っておきましょう。
”事業主がするのか””被保険者がするのか”
雇用保険は手続きが主に出題されますので基本手当を受給するにあたっての流れもしっかり学習しましょう。
皆が知っている問題を落とす事が一番厳しい状況ですのでこの雇用保険で取りこぼしの無いように注意しましょう。
明日は社会保険です。
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人事部の仕事とは?
皆様、こんにちわ。
今日は社労士試験のことについてはお休みして私が所属している人事部についてお伝えしようと思います。
社労士試験を目指している方の中にはすでに人事部や総務部などで人事関係や労務関係のお仕事に就いていらっしゃる方も多いと思います。
今は人事・労務関係の仕事に就いていないけれども社労士試験の合格してその仕事に就きたいとお思いの方も多いと思いますのでそういう方々に少しでもお役に立てればと思います。
人事といってもいろいろな仕事があります。
新入社員やパート・アルバイトを採用するチームや社員研修などで教育するチーム、将来の人事制度・賃金制度を考えたり、人事異動を考えたりするチーム、社宅や保養所の世話、社員食堂の運営や財形貯蓄や確定年金を管理するような福利厚生チーム、給料や税金、保険料を管理・計算する給与チーム、社会保険、労働保険等の手続きをする労務チームなどなど・・・
会社によって全部一つの部署でする会社やそれぞればらばらに担当が分かれている会社など様々です。
社員数によってすべてを一つの部署ですることが困難な場合もありますのでまちまちです。
私の会社では先ほどのチームはすべて人事部で担当しています。
私は給料・保険料・社会保険・労働保険の担当をしています。
社労士試験で問われている内容はほとんどこの社会保険・労働保険の部門ですので試験で勉強した内容は即業務に関係しています。
最近であれば7月に労働保険料の納付がありました。
徴収法で勉強しているように7月10月1月と私の会社でも延納をしています。
さすがに試験では労働保険料申告書の書き方までは勉強しませんが、私が申告書を記入して経理部に振込み依頼をして役員にも回覧で納付する金額を知らせます。
このような勉強した内容プラス会社での実務の経験で今業務に携わっています。
健康保険の定時改定・随時改定や厚生年金の保険料率の改定、新入社員や退職社員の保険の加入・脱退、労災保険の手続き、所得税の納入などなど・・・
年間通して必ずしなくてはいけないこと、毎月やらなければいけないことたくさん業務があります。
人それぞれですが
”人事”と聞いてどう思いますか?
私は社労士なのでどうしても”労務”の感覚が強いのですが、やはり人事の醍醐味は人事異動や人事採用ではないでしょうか?
人事のイメージは”怖い””偉そう”が強いと思いますが人事異動や人事採用や教育部門イメージが影響していると思います。
私の会社ではこの人事採用や人事異動をやっているチームと私達の労務チームは同じ部署ですが多くの会社では別々の部署になっているケースも多いですね。
労務チームは手続きが主ですしあまり表に出る事が少ない部門ですので人事に行って”偉そうにしたい!”と思っている方には少し地味な仕事ではないでしょうか?
会社によりますが”人事は出世する””人事はエリート”という説があります。
これはやはり人事異動や採用は会社の根幹を担う仕事ですのでどうしても役員や会社上層部を一緒に仕事をする機会が多いです。
そこで認められれば出世しますし、会社もそのような人事異動や採用をするチームに仕事ができる人を配置します。
一方、労務チームは出来て当たり前の仕事です。
事務処理ができればそれ以上は無い仕事ですのであまり出世を縁が無いように思います。(思いっきり主観ですが・・・)
ですので社労士試験で合格して人事部に異動して出世するという夢をお持ちの方はご自身の人事部の中身をよく見たうえで判断してみてはいかがでしょうか?
ちなみに給料計算が間違ったりしたら例え相手が若いアルバイトでも本気で怒ってきますし、こちらも言い返しようがありません。同じように頼まれていた手続きをすっぽかしてたりして給付金がもらえなくなったりしたら大変です。
労務担当は偉そうどころかサンドバッグですね。(これまた思いっきり主観ですが・・・)
どちらかというと我々労務担当者は人事のような人を扱う部署の中で”職人”堅気の強い人が多いような気がします。私も社労士として自分の知識や経験で仕事をしていますので職人意識があるように思います。他の人には全くわからない、知らない知識を持っていますのでやはり職人なのでしょう。
社労士試験を目指していらっしゃる皆様も試験に合格して登録して社労士を名乗れば実務がなくても専門家として見られます。
そのプレッシャーに耐えるには勉強しかありません。
とにかくまずは合格を目指して頑張ってください。
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今日は社労士試験のことについてはお休みして私が所属している人事部についてお伝えしようと思います。
社労士試験を目指している方の中にはすでに人事部や総務部などで人事関係や労務関係のお仕事に就いていらっしゃる方も多いと思います。
今は人事・労務関係の仕事に就いていないけれども社労士試験の合格してその仕事に就きたいとお思いの方も多いと思いますのでそういう方々に少しでもお役に立てればと思います。
人事といってもいろいろな仕事があります。
新入社員やパート・アルバイトを採用するチームや社員研修などで教育するチーム、将来の人事制度・賃金制度を考えたり、人事異動を考えたりするチーム、社宅や保養所の世話、社員食堂の運営や財形貯蓄や確定年金を管理するような福利厚生チーム、給料や税金、保険料を管理・計算する給与チーム、社会保険、労働保険等の手続きをする労務チームなどなど・・・
会社によって全部一つの部署でする会社やそれぞればらばらに担当が分かれている会社など様々です。
社員数によってすべてを一つの部署ですることが困難な場合もありますのでまちまちです。
私の会社では先ほどのチームはすべて人事部で担当しています。
私は給料・保険料・社会保険・労働保険の担当をしています。
社労士試験で問われている内容はほとんどこの社会保険・労働保険の部門ですので試験で勉強した内容は即業務に関係しています。
最近であれば7月に労働保険料の納付がありました。
徴収法で勉強しているように7月10月1月と私の会社でも延納をしています。
さすがに試験では労働保険料申告書の書き方までは勉強しませんが、私が申告書を記入して経理部に振込み依頼をして役員にも回覧で納付する金額を知らせます。
このような勉強した内容プラス会社での実務の経験で今業務に携わっています。
健康保険の定時改定・随時改定や厚生年金の保険料率の改定、新入社員や退職社員の保険の加入・脱退、労災保険の手続き、所得税の納入などなど・・・
年間通して必ずしなくてはいけないこと、毎月やらなければいけないことたくさん業務があります。
人それぞれですが
”人事”と聞いてどう思いますか?
私は社労士なのでどうしても”労務”の感覚が強いのですが、やはり人事の醍醐味は人事異動や人事採用ではないでしょうか?
人事のイメージは”怖い””偉そう”が強いと思いますが人事異動や人事採用や教育部門イメージが影響していると思います。
私の会社ではこの人事採用や人事異動をやっているチームと私達の労務チームは同じ部署ですが多くの会社では別々の部署になっているケースも多いですね。
労務チームは手続きが主ですしあまり表に出る事が少ない部門ですので人事に行って”偉そうにしたい!”と思っている方には少し地味な仕事ではないでしょうか?
会社によりますが”人事は出世する””人事はエリート”という説があります。
これはやはり人事異動や採用は会社の根幹を担う仕事ですのでどうしても役員や会社上層部を一緒に仕事をする機会が多いです。
そこで認められれば出世しますし、会社もそのような人事異動や採用をするチームに仕事ができる人を配置します。
一方、労務チームは出来て当たり前の仕事です。
事務処理ができればそれ以上は無い仕事ですのであまり出世を縁が無いように思います。(思いっきり主観ですが・・・)
ですので社労士試験で合格して人事部に異動して出世するという夢をお持ちの方はご自身の人事部の中身をよく見たうえで判断してみてはいかがでしょうか?
ちなみに給料計算が間違ったりしたら例え相手が若いアルバイトでも本気で怒ってきますし、こちらも言い返しようがありません。同じように頼まれていた手続きをすっぽかしてたりして給付金がもらえなくなったりしたら大変です。
労務担当は偉そうどころかサンドバッグですね。(これまた思いっきり主観ですが・・・)
どちらかというと我々労務担当者は人事のような人を扱う部署の中で”職人”堅気の強い人が多いような気がします。私も社労士として自分の知識や経験で仕事をしていますので職人意識があるように思います。他の人には全くわからない、知らない知識を持っていますのでやはり職人なのでしょう。
社労士試験を目指していらっしゃる皆様も試験に合格して登録して社労士を名乗れば実務がなくても専門家として見られます。
そのプレッシャーに耐えるには勉強しかありません。
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選択式試験必勝法 その3
皆様、おはようございます。
今日も選択式試験についてのお話です。
昨日はグルーピングのお話でしたが、今日はそのグルーピングをするための参考として選択式試験にはどのようなパターンがあるのかをお伝えします。
以前お伝えしたように8科目の選択式試験を大まかな難易度をつけると簡単、普通、難しいの3つのパターンに分けられると思います。
では難易度ではなく、出題傾向からするとどうでしょうか?
色々パターンがあると思いますので列記しようと思います。
・基本条文
・基本語句
・文章問題
・判例、通達問題
・数字問題
などなど・・・
最も多いのは基本語句問題です。多少数字の選択肢もありますがその数字自体はみんな知っている問題です。
昨年の問題で言いますと雇用保険、健康保険、厚生年金保険がこのパターンに当てはまります。
次に基本条文問題ですが、皆さんは”目的条文”をご存知ですか?
どの法律の第1条はこの目的条文です。
”この法律は・・・・”で始まる法律が何の目的でできたかを書いてある部分です。
どのテキストにも載っていますが文章ばかりの味気ないものですので案外見落としている人も多いと思います。選択式にあまり登場しないのですが、前々年の選択式に2科目も出題されました。(労災、雇用)
しかも、この目的条文は社労士を目指すものにとって必ず知っておかなければならない!からか救済がかかりません。実際この2科目は救済がかかりませんでしたので目的条文は必ず抑えておきましょう。私が抑えた方法は後日お伝えします。
次からが難しくなります。
文章問題ですが、これは前後の文章から推測して判断する問題です。
と言ってもなかなかできるわけではありません。
そこで昨日申し上げたグルーピングが必要になってきます。
グルーピングができれば何とかなる場合も多いです。
昨年の問題では労働一般や国民年金が該当するのではと思います。
国民年金はテーマ自体基本書の最後の方に載っているので基本語句問題ではあるのですが見た事ない受験生にとっては難しい問題だったと思いますがグルーピングができれば3点は確保できたと思います。
労働一般はグルーピング自体問題でされていたので内容はほとんどの受験生が難しいと感じた問題でしたが前後の文章から推測して何とか3点確保できた方も多いと思います。
実際にこの労働一般は救済がかかりませんでした。
次に判例、通達問題です。
昨年の問題では労災保険、労働基準法(労基部分)が該当します。
最近の労基はほとんどがこの判例、通達からの出題になっていますので学習段階でどう対応すれば分からないとお思いの方も多いと思います。文章問題として前後の文章から判断する方法と見た事ない判例、通達でも基本的な考え方は基本書に載っている事項の応用ですので落ち着いて考えれば2点は確保できそうです。安衛と合わせて3点は必ずキープしたいところです。
昨年の労災は大方の予想通り救済がかかりましたが難しい通達でした。ほとんどの受験生が初見の問題と思います。グルーピングが可能の問題でしたので1点救済はありませんでしたがどの穴も難しい穴でした。
とにかく2点を確保するためにAとB穴は取りたかったところです。これも文章問題として文章をよく読めば何とか?2点取れたのではと思いますが1点で不合格でしたという受験生が多かったようです。
最後に数字問題です。
これは難しい。
数字問題でも5つ穴中1から2穴が数字の問題と全部数字の問題があります。
昨年でも社会一般のC穴は難しい数字問題でした。
全部数字の問題では前々年の国民年金が相当します。
この問題は5穴中4穴が数字でしかもグルーピングがほとんどできないという難問でした。
社労士の世界では超簡単問題ですが社労士になる前の受験生の段階では知っている人はほとんどいなかったろ思います。
そのため1点救済がかかる問題になってしまいました。
この数字問題で重要なことは”賭け”にでるか、でないかです。
例えばAとBの穴があった場合どちらかに①どちらかに②の答えが別々に入る事が分かっているがどちらに入るかが分からない・・・ということがよく有ります。
Aに①、Bに②か。Aに②か、Bに①か。
この場合に賭けにでて2点取りに行くか、A、Bともに①を入れて1点を取りに行くか迷うところです。
もちろん他のC,D,Eの穴の出来具合にもよりますが私は間違いなく1点を取りに行く方法を取ります。
選択式試験は3点取れば勝ちです。
また、2点でも救済がかかる可能性は十分にあります。
昨年、一昨年と8科目中4科目も2点以下で合格でした。
しかしながら、1点を取ってしまうと救済の可能性はほとんどなくなります。
事実、選択式試験の歴史の中で1点救済は過去2科目のみです。
しかも、この数字問題は救済がかかる可能性がかなり高いので問題をみてここは2点キープ!と思い切って割り切れるかで結果が変わってきます。
もちろん、皆様の判断によりますが選択式試験はあくまで取りこぼしの無いことが大事です。7科目が5点満点でも1科目が1点では合格できない非情な試験です。
2点キープか3点キープか。
この判断は試験問題を見ないと分かりませんが少なくとも”1点”はダメです。
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今日も選択式試験についてのお話です。
昨日はグルーピングのお話でしたが、今日はそのグルーピングをするための参考として選択式試験にはどのようなパターンがあるのかをお伝えします。
以前お伝えしたように8科目の選択式試験を大まかな難易度をつけると簡単、普通、難しいの3つのパターンに分けられると思います。
では難易度ではなく、出題傾向からするとどうでしょうか?
色々パターンがあると思いますので列記しようと思います。
・基本条文
・基本語句
・文章問題
・判例、通達問題
・数字問題
などなど・・・
最も多いのは基本語句問題です。多少数字の選択肢もありますがその数字自体はみんな知っている問題です。
昨年の問題で言いますと雇用保険、健康保険、厚生年金保険がこのパターンに当てはまります。
次に基本条文問題ですが、皆さんは”目的条文”をご存知ですか?
どの法律の第1条はこの目的条文です。
”この法律は・・・・”で始まる法律が何の目的でできたかを書いてある部分です。
どのテキストにも載っていますが文章ばかりの味気ないものですので案外見落としている人も多いと思います。選択式にあまり登場しないのですが、前々年の選択式に2科目も出題されました。(労災、雇用)
しかも、この目的条文は社労士を目指すものにとって必ず知っておかなければならない!からか救済がかかりません。実際この2科目は救済がかかりませんでしたので目的条文は必ず抑えておきましょう。私が抑えた方法は後日お伝えします。
次からが難しくなります。
文章問題ですが、これは前後の文章から推測して判断する問題です。
と言ってもなかなかできるわけではありません。
そこで昨日申し上げたグルーピングが必要になってきます。
グルーピングができれば何とかなる場合も多いです。
昨年の問題では労働一般や国民年金が該当するのではと思います。
国民年金はテーマ自体基本書の最後の方に載っているので基本語句問題ではあるのですが見た事ない受験生にとっては難しい問題だったと思いますがグルーピングができれば3点は確保できたと思います。
労働一般はグルーピング自体問題でされていたので内容はほとんどの受験生が難しいと感じた問題でしたが前後の文章から推測して何とか3点確保できた方も多いと思います。
実際にこの労働一般は救済がかかりませんでした。
次に判例、通達問題です。
昨年の問題では労災保険、労働基準法(労基部分)が該当します。
最近の労基はほとんどがこの判例、通達からの出題になっていますので学習段階でどう対応すれば分からないとお思いの方も多いと思います。文章問題として前後の文章から判断する方法と見た事ない判例、通達でも基本的な考え方は基本書に載っている事項の応用ですので落ち着いて考えれば2点は確保できそうです。安衛と合わせて3点は必ずキープしたいところです。
昨年の労災は大方の予想通り救済がかかりましたが難しい通達でした。ほとんどの受験生が初見の問題と思います。グルーピングが可能の問題でしたので1点救済はありませんでしたがどの穴も難しい穴でした。
とにかく2点を確保するためにAとB穴は取りたかったところです。これも文章問題として文章をよく読めば何とか?2点取れたのではと思いますが1点で不合格でしたという受験生が多かったようです。
最後に数字問題です。
これは難しい。
数字問題でも5つ穴中1から2穴が数字の問題と全部数字の問題があります。
昨年でも社会一般のC穴は難しい数字問題でした。
全部数字の問題では前々年の国民年金が相当します。
この問題は5穴中4穴が数字でしかもグルーピングがほとんどできないという難問でした。
社労士の世界では超簡単問題ですが社労士になる前の受験生の段階では知っている人はほとんどいなかったろ思います。
そのため1点救済がかかる問題になってしまいました。
この数字問題で重要なことは”賭け”にでるか、でないかです。
例えばAとBの穴があった場合どちらかに①どちらかに②の答えが別々に入る事が分かっているがどちらに入るかが分からない・・・ということがよく有ります。
Aに①、Bに②か。Aに②か、Bに①か。
この場合に賭けにでて2点取りに行くか、A、Bともに①を入れて1点を取りに行くか迷うところです。
もちろん他のC,D,Eの穴の出来具合にもよりますが私は間違いなく1点を取りに行く方法を取ります。
選択式試験は3点取れば勝ちです。
また、2点でも救済がかかる可能性は十分にあります。
昨年、一昨年と8科目中4科目も2点以下で合格でした。
しかしながら、1点を取ってしまうと救済の可能性はほとんどなくなります。
事実、選択式試験の歴史の中で1点救済は過去2科目のみです。
しかも、この数字問題は救済がかかる可能性がかなり高いので問題をみてここは2点キープ!と思い切って割り切れるかで結果が変わってきます。
もちろん、皆様の判断によりますが選択式試験はあくまで取りこぼしの無いことが大事です。7科目が5点満点でも1科目が1点では合格できない非情な試験です。
2点キープか3点キープか。
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選択式試験必勝法 その2
皆様、おはようございます。
今日も選択式試験のお話です。
選択式試験を解くに当たり基本的なテクニックを今日はお伝えします。
ご存知の方も多いと思いますし、無意識に実施されている方も多いと思いますが
”グルーピング”です。
選択式試験は5つの穴を埋めるのに20個の選択肢があります。
基本的に1つの穴に入る言葉は5つの選択肢から選ぶという事になります。
まず、問題を見て大まかなテーマを確認します。
知っているテーマでも知らないテーマでもあせらないでください。
次にいきなり穴に言葉を入れるのではなく、20個の選択肢に注目します。
20個の選択肢を5つのグループに分けていきます。
やり方は各自分かりやすい方法でいいと思いますが私は選択肢の番号に
○、□、△、◎、×と5つの記号を大きく書いていました。
グルーピングが終わればまた問題を見ます。
選択式を解くにあたり気をつけていただきたいことは
”とにかく落ち着いてよく読む”
という事です。
どうしても穴付近だけに集中してその前後しか読まないという事になりがちですが、
思わぬ勘違いが起こります。
必ず文章は最初から最後まで読んだほうがいいです。
これは簡単な問題と思われても実施をお勧めします。
選択式試験は8科目で1時間20分あります。
時間配分については後日お伝えしますが1科目当たり10分あります。
余裕を持ってじっくり取り組んでください。
グルーピングが簡単にできる場合とできない場合があります。
できる場合は問題ありませんが、できない場合が一番やっかいなのですが・・・
それはまた明日お伝えします。
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今日も選択式試験のお話です。
選択式試験を解くに当たり基本的なテクニックを今日はお伝えします。
ご存知の方も多いと思いますし、無意識に実施されている方も多いと思いますが
”グルーピング”です。
選択式試験は5つの穴を埋めるのに20個の選択肢があります。
基本的に1つの穴に入る言葉は5つの選択肢から選ぶという事になります。
まず、問題を見て大まかなテーマを確認します。
知っているテーマでも知らないテーマでもあせらないでください。
次にいきなり穴に言葉を入れるのではなく、20個の選択肢に注目します。
20個の選択肢を5つのグループに分けていきます。
やり方は各自分かりやすい方法でいいと思いますが私は選択肢の番号に
○、□、△、◎、×と5つの記号を大きく書いていました。
グルーピングが終わればまた問題を見ます。
選択式を解くにあたり気をつけていただきたいことは
”とにかく落ち着いてよく読む”
という事です。
どうしても穴付近だけに集中してその前後しか読まないという事になりがちですが、
思わぬ勘違いが起こります。
必ず文章は最初から最後まで読んだほうがいいです。
これは簡単な問題と思われても実施をお勧めします。
選択式試験は8科目で1時間20分あります。
時間配分については後日お伝えしますが1科目当たり10分あります。
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グルーピングが簡単にできる場合とできない場合があります。
できる場合は問題ありませんが、できない場合が一番やっかいなのですが・・・
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選択式試験必勝法 その1
皆様、おはようございます。
今日から選択式試験についてお伝えします。
ご存知の通り社労士試験は選択式試験と択一式試験があります。
私が受験したときは選択式試験が午前中で択一式試験が午後でしたが今は逆になっています。
皆様、この選択式試験はどうでしょうか?
人によっては
”穴埋め問題なので簡単!簡単!”
”試験時間が短いし問題が少ないから楽!”
という方がいます。
確かに、問題見てホイホイと穴埋めしていけばいいのですが、そう簡単なものでしょうか?
直前期になって今まで模試でA判定をもらったり、合格まであと一歩という方にとってはこの選択式試験はどうも厄介なものです。
今日は選択式試験の難しさについてお伝えします。
選択式の最も大きな特徴は
”足切りがある”
ということです。
毎年、試験終了後にはどの科目が救済にかかるかが話題になります。
昨年は4科目、全体の半分が2点でも合格基準になりました。
その反面、昨年の労働一般のように平均点は低いものの救済の対象にかからないという理不尽な事も起こっています。
救済がどの科目にかかるかは受験当日は分かりませんのでとにかく受験生は3点を目指して頑張るしかないのですが・・・そううまくはいきません。
私の主観ですが、毎年の試験を見てみると8科目中の難易度を判定すると、
簡単が3科目から4科目・・・5穴ともだれでも知っている。基本書に載っている。
普通が2科目から3科目・・・5穴中半数以上が知っている。また、テーマ自体はみんな見た事がある。
難しいが1科目から2科目・・テーマ自体がほとんどの人が知らない。
こんな感じでしょうか。
昨年でいうと難しいは労災でした。あの問題はほとんどの人が知らないテーマだったのではないでしょうか?
また、普通では社会一般が当てはまります。介護保険のテーマが皆知っていますが内容は細かく、難しい問題でした。
すなわち、ある程度勉強している受験生が見た事も無いようなテーマが出てくれば恐らく救済がかかる可能性が高いと判断できます。
試験中に見た事もないテーマが出てくれば”これば救済がかかる可能性が高い”と判断することによって無理に3点を取りに行く冒険をせず、まずは2点を確実に取るという戦法に変えるという判断ができます。
では2点を確実に取りに行く戦法とは?
それはまた明日にお伝えします。
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今日から選択式試験についてお伝えします。
ご存知の通り社労士試験は選択式試験と択一式試験があります。
私が受験したときは選択式試験が午前中で択一式試験が午後でしたが今は逆になっています。
皆様、この選択式試験はどうでしょうか?
人によっては
”穴埋め問題なので簡単!簡単!”
”試験時間が短いし問題が少ないから楽!”
という方がいます。
確かに、問題見てホイホイと穴埋めしていけばいいのですが、そう簡単なものでしょうか?
直前期になって今まで模試でA判定をもらったり、合格まであと一歩という方にとってはこの選択式試験はどうも厄介なものです。
今日は選択式試験の難しさについてお伝えします。
選択式の最も大きな特徴は
”足切りがある”
ということです。
毎年、試験終了後にはどの科目が救済にかかるかが話題になります。
昨年は4科目、全体の半分が2点でも合格基準になりました。
その反面、昨年の労働一般のように平均点は低いものの救済の対象にかからないという理不尽な事も起こっています。
救済がどの科目にかかるかは受験当日は分かりませんのでとにかく受験生は3点を目指して頑張るしかないのですが・・・そううまくはいきません。
私の主観ですが、毎年の試験を見てみると8科目中の難易度を判定すると、
簡単が3科目から4科目・・・5穴ともだれでも知っている。基本書に載っている。
普通が2科目から3科目・・・5穴中半数以上が知っている。また、テーマ自体はみんな見た事がある。
難しいが1科目から2科目・・テーマ自体がほとんどの人が知らない。
こんな感じでしょうか。
昨年でいうと難しいは労災でした。あの問題はほとんどの人が知らないテーマだったのではないでしょうか?
また、普通では社会一般が当てはまります。介護保険のテーマが皆知っていますが内容は細かく、難しい問題でした。
すなわち、ある程度勉強している受験生が見た事も無いようなテーマが出てくれば恐らく救済がかかる可能性が高いと判断できます。
試験中に見た事もないテーマが出てくれば”これば救済がかかる可能性が高い”と判断することによって無理に3点を取りに行く冒険をせず、まずは2点を確実に取るという戦法に変えるという判断ができます。
では2点を確実に取りに行く戦法とは?
それはまた明日にお伝えします。
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