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社労士による社労士試験合格法!

人事部所属の勤務社労士がお伝えする社労士試験合格法!人事の実務や社労士の現実もお伝えします。

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合格したらどうなるか

皆様、おはようございます。

今日は少し気が早いですが、合格すればどうなるかをお伝えします。

一連の流れをお伝えします。

まずは合格発表を待たなければなりません。

合格発表は試験センターのHPが9時半にアップされますのでそこで確認できます。
ここでは合格基準も発表されますのでどの科目が救済になったとか、択一の合格点も確認できます。

しかし、ほとんどの受験生はこのHPは後から確認するだけです。

当日の8時半から
”官報”
のHPに
”社会保険労務士試験合格者受験番号一覧”
が発表されるからです。

これは国の正式な新聞(?)みたいなものです。
都道府県別に合格者の受験番号が一気に書かれています。

ここで自分の合否が分かるわけです。

そこには救済科目とかはまったく書かれていませんので試験センターのHPで確認するだけになります。

めでたく合格すれば当日かその翌日に試験センターから
”重要書類在中”
と書かれた書留がやってきます。

ここには
”合格証書”
が入っていますが、正直

”ショボイ”

です。

A4の大して豪華でもない紙に一応厚生労働大臣の名前入りでくるのですが、そこらの小学校の夏休みの宿題の努力賞よりもショボイ合格証書です。
今年ですと小宮山大臣の名前入りで来るはずです。(11月までに解散総選挙してるかも・・・)

不合格の経験のある方なら分かると思いますが、不合格になった際にやってくる葉書サイズの成績通知書も同封されています。
当然ですが合否の欄には”合格”と書かれています。

ここまでは
”試験センター”
からの書類ですがもう一つ
”全国社会保険労務士会連合会”
から封筒がきます。

ここまで様々な形で縁のあった試験センターとはここでさよならです。
これからは連合会や都道府県会に舞台が移ります。

連合会からの封筒には合格おめでとうございます。の言葉とともに
”社会保険労務士の登録申請について”
という案内が入っています。

ここで3つのコースに分かれます。
一つは実務経験がある方で即登録される方、もう一つは実務経験が無くて事務指定講習を受ける方、最後は登録も事務指定講習も受けずに試験合格だけで何もしない方。

この3つです。

最後の何もしない方はここで終了です。実務経験がある方ならいつでも登録できますし、実務経験の無い方ならここから2年間実務経験を積んでもいいと思いますし、次年度の講習を受けてもいいと思います。

結構私の周りでも数年前に試験に合格していたけど登録は去年なんです。という社労士の方が多いです。

即登録の方は申請書が同封されていますので合格証書の写し、住民票の写し、顔写真を写真票に貼って提出します。

ここで大事なことは
”労働社会保険緒法令関係事務従事機関証明書”
の提出です。

これは事業主に合格した人がしっかり2年以上実務経験があるという証明をしてもらう書類です。
これが無いと登録できません。
”仕事やめちゃったよ・・・”
という人は従前の事業主の証明でいいと思いますが詳細は連合会に問い合わせてください。

登録書類の送り先は
”各都道府県の社労士会”
になります。連合会ではありません。

では、各都道府県はどこでもいいの?
ということですが条件があります。

①開業登録の場合は事務所の所在地の都道府県
②勤務登録の場合は勤務先事業所所在地の都道府県
③その他登録は住所地の都道府県

と決まっています。

例えば神奈川県にお住まいの方で東京都に開業し事務所を構える場合は東京都会。
千葉県の会社にお勤めの場合は千葉県会。
勤務登録でも開業登録でも無いその他登録の場合は神奈川県会。

となりますので縁もゆかりも無い都道府県会での登録は無理みたいです。

年会費や登録料は各都道府県で違いますので仮に”山梨県会が安い!”
となっても上記の方は山梨県会に登録はできません。

諸経費ですが、かなりかかります。

まず、登録免許税が3万円、登録手数料が3万円ここまでは全国一律です。
後は都道府県ごとに違いますが入会金は勤務で10万円、開業が15万円くらい。
年会費が勤務で4万~5万円、開業が8万~10万円くらい。合計で20万円から30万円くらいかかるのではないでしょうか。

さらに強制ではありませんが強く勧められるのが社会保険労務士政治連盟という団体の年会費が4000円です。

この政治連盟とは何か。
何か怪しい団体か?と思いますが、趣旨は政治家を動かして社労士の立場を有利にしようという団体です。

今、士業はどの業界も大変です。
弁護士、税理士、公認会計士、行政書士、司法書士と業態は違うもののやはり自分たちのテリトリーは広ければ広いほどいいのです。

司法書士が法廷に立てるようになったり、社労士が60万円以下の裁判に関与できるようになったのも法律の改正があるからです。
その法律を作るのは政治家です。

そこで社労士の地位向上と確保のための活動を行っているというわけです。

もちろん、強制ではありませんが政治連盟に加入しないと今後の社労士としての活動がうまくいかないという不文律があります。

例えば、社労士試験の試験監督や行政協力なども各都道府県会が人選していますが、ここで政治連盟に加入していないと人選されないと聞いています。

入る、入らないは個人の自由ですが入会してから円滑な社労士活動をするならば入ってて損は無いかと思います。

明日は事務指定講習のお話です。

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