社労士による社労士試験合格法!
人事部所属の勤務社労士がお伝えする社労士試験合格法!人事の実務や社労士の現実もお伝えします。
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選択式厚生年金没問騒動について
皆様、おはようございます。
ここ数日選択式厚生年金の問題文について誤植がみつかり、没問だ、いやそのまま何も措置を取らないとか騒動になっていますね。
私もうっかり見過ごしていましたが、言われてみれば確かにおかしいとは思います。
具体的な措置を取る、取らないは試験センターや関係各者で協議して決定されると思いますのでここでどうのこうの言っていてもどうにもなりません。
しかし、受験生の気持ちを考えると試験センターの不手際には怒りを覚えます。
ただでさえ試験が終わって合否を待っているのは非常に精神的にもつらいところに来て普通では考えられない試験者側のミスで合否が分からなくなるなんて考えられません。
今回の試験では私も試験監督をしていましたが、選択式の試験中に受験生の方から雇用保険の選択肢について誤植ではないかという問い合わせをもらいました。
本部に確認したところすでに情報が本部にも来ていたようですぐに訂正表が各教室に回ってきました。
まぬけなところはこの誤植のあった選択肢は正解と思われる選択肢でした。
普通では考えられません。
せめて正解の選択肢くらいチェックしておけよと思います。
今回の試験では2点の誤植が試験中に発表になりました。
試験が始まる前ではなく、試験中です。
恐らく受験生からツッコミがあったのでしょう。
今回に限らず社労士試験では誤植が相次いでおり、一番ひどいのは平成22年試験(第四十二回)です。
択一式で解無し(全員正解扱い)と複数解答の合計が5問もありました。
しかも全て社会保険関係問題でした。
社会保険が得意な受験生は他の人と差が付かなくなって不利になったでしょう。
70問中の5問ですので高確率です。
この事は合格発表の日の日経新聞の記事にもなってしまいました。
受験生の方々はこの”解無し”の問題を必死になって解いていたはずです。
ところが3問も解無し、複数解答もおかしいと思いながら混乱したはずです。
社労士試験は毎年5万人以上も受験する国家試験です。
なぜこれほどの誤りがあり、しかも改善されないのかがまったく理解できません。
私は小売業に携わっています。
当然広告に力を入れています。
毎週、広告会議を得て写真撮り、校正もやっています。
ここで金額に誤りがあったり、写真が違うものが掲載されたり、商品の発注が出来ていなかったりすると大問題です。
校正は通常3回行います。
初校正は白黒のチラシで金額の確認やレイアウトの確認。
通常校正ではカラーになっていますので写真の色がおかしくないか、セール品の文字は赤になっているかをチェック。
最終校正は本当の最終です。
最後におかしくないかと数人で確認して終了です。
これほどチェックしても漏れや間違いがあります。
頼んだ商品が次週と勘違いしていて広告に載ってしまい夜中に車を走らせてメーカーさんに無理言って商品をもらって広告掲載当日の朝に何とか間に合わせた事もありました。
こんな事を毎週やっています。
平成22年の試験に携わった人はどういう処分を受けたのでしょう。
私の会社でこんな事はあったらただではすまないでしょうね。
1,000円のものを10円で広告掲載しているようなものです。
社労士試験は一年で一回です。
試験委員がどんな風に作問して、校正しているのかは知りません。
しかし、国家試験である社労士試験の問題がこれでは情けなくなります。
今回の厚生年金の騒動はどうなるかわかりませんが、少なくとも何人かの受験生の人生が変わる可能性があるわけでこのような事は二度と起こして欲しくないと思いますが毎年起こっています。
誤植、解無し、複数解答は社労士試験の特徴だ。
問題を見て分からなかったらこの事を疑ってかかれ。
こんなイメージをもたれてしまってはおしまいです。
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ここ数日選択式厚生年金の問題文について誤植がみつかり、没問だ、いやそのまま何も措置を取らないとか騒動になっていますね。
私もうっかり見過ごしていましたが、言われてみれば確かにおかしいとは思います。
具体的な措置を取る、取らないは試験センターや関係各者で協議して決定されると思いますのでここでどうのこうの言っていてもどうにもなりません。
しかし、受験生の気持ちを考えると試験センターの不手際には怒りを覚えます。
ただでさえ試験が終わって合否を待っているのは非常に精神的にもつらいところに来て普通では考えられない試験者側のミスで合否が分からなくなるなんて考えられません。
今回の試験では私も試験監督をしていましたが、選択式の試験中に受験生の方から雇用保険の選択肢について誤植ではないかという問い合わせをもらいました。
本部に確認したところすでに情報が本部にも来ていたようですぐに訂正表が各教室に回ってきました。
まぬけなところはこの誤植のあった選択肢は正解と思われる選択肢でした。
普通では考えられません。
せめて正解の選択肢くらいチェックしておけよと思います。
今回の試験では2点の誤植が試験中に発表になりました。
試験が始まる前ではなく、試験中です。
恐らく受験生からツッコミがあったのでしょう。
今回に限らず社労士試験では誤植が相次いでおり、一番ひどいのは平成22年試験(第四十二回)です。
択一式で解無し(全員正解扱い)と複数解答の合計が5問もありました。
しかも全て社会保険関係問題でした。
社会保険が得意な受験生は他の人と差が付かなくなって不利になったでしょう。
70問中の5問ですので高確率です。
この事は合格発表の日の日経新聞の記事にもなってしまいました。
受験生の方々はこの”解無し”の問題を必死になって解いていたはずです。
ところが3問も解無し、複数解答もおかしいと思いながら混乱したはずです。
社労士試験は毎年5万人以上も受験する国家試験です。
なぜこれほどの誤りがあり、しかも改善されないのかがまったく理解できません。
私は小売業に携わっています。
当然広告に力を入れています。
毎週、広告会議を得て写真撮り、校正もやっています。
ここで金額に誤りがあったり、写真が違うものが掲載されたり、商品の発注が出来ていなかったりすると大問題です。
校正は通常3回行います。
初校正は白黒のチラシで金額の確認やレイアウトの確認。
通常校正ではカラーになっていますので写真の色がおかしくないか、セール品の文字は赤になっているかをチェック。
最終校正は本当の最終です。
最後におかしくないかと数人で確認して終了です。
これほどチェックしても漏れや間違いがあります。
頼んだ商品が次週と勘違いしていて広告に載ってしまい夜中に車を走らせてメーカーさんに無理言って商品をもらって広告掲載当日の朝に何とか間に合わせた事もありました。
こんな事を毎週やっています。
平成22年の試験に携わった人はどういう処分を受けたのでしょう。
私の会社でこんな事はあったらただではすまないでしょうね。
1,000円のものを10円で広告掲載しているようなものです。
社労士試験は一年で一回です。
試験委員がどんな風に作問して、校正しているのかは知りません。
しかし、国家試験である社労士試験の問題がこれでは情けなくなります。
今回の厚生年金の騒動はどうなるかわかりませんが、少なくとも何人かの受験生の人生が変わる可能性があるわけでこのような事は二度と起こして欲しくないと思いますが毎年起こっています。
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この記事へのコメント
無題
「本部に行ってきてチョークもらってきて前にかけるやろ!」と受験生が怒りましたが、前に書くことなく「ありません」の一点張りで一蹴されました。
怒号は数分続き、残念ながら私はその後集中力を完全に奪われてしまいました。後で振り返ったら簡単な問題を数多く落としました。この点だけはすごく悔いが残ります。
本番では動揺しない精神力を身につけることも大事ですね。
無題
コメントから失礼します。
自分の会場はチョークで黒板に書かれていました。
会場によって対応が違うのはいかがなものなのか・・・
不公平感が国家試験にはふさわしくないですね。
言い訳が立たない
してみました。
今回の厚生年金の誤植は試験中には気が付きませんでしたが‥
大変重大な作問ミスを犯していることに終了後に気付きました。
今回の厚生年金問7 1.は‥
①条文をそのまま引用している点
②誤植した実際存在する法律用語を( )内を使って問うていること
この2つの理由により全く言い訳が立ちません。
特に①が決定的です。これだけは絶対に許されないミスです。
条文を引用したからには( )書きを飛ばして読んでも絶対に
意味が通るはずですが、この問題文ではそれが全く通りません。
( )内だけ読んだり前後の言葉だけをたよりに解答が出せた受験生が数多くいたとしても作問ミスの罪は免れるものではありません。前代未聞の選択式で犯した決定的な痛恨の重大ミスと言わざるをえません。
同じ社労士としては、ご担当された鈴木先生や朝比奈先生には大変申し訳ないが、見識の高い先生方だけにすでにミスはお認めになっておられるはずです。
にもかかわらず連合会の対応が遅すぎるのはもっと罪が重いです。
いまだに、正誤票にすら追加掲載がされていない。(9/21現在)
連合会はその責任能力を担保できないことが、もう充分証明されましたので試験事務の業務を返上すべきだという意見が開業社労士の間でたくさん上がっています。