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社労士による社労士試験合格法!

人事部所属の勤務社労士がお伝えする社労士試験合格法!人事の実務や社労士の現実もお伝えします。

カテゴリー「社労士試験」の記事一覧

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ブログ再開しました。~社労士試験結果について~

皆様、おはようございます。

随分ご無沙汰しておりました。

わが社の人事部ではここ数ヶ月大きな人事異動や制度変更で多忙でございましたのでブログをお休みいたしました。

ようやく仕事も落ち着いたのでブログを再開しようと思います。

ブログを休んでいた間に社労士試験の合格発表がありました。

これにつきましては多くの方や予備校が論評していますがので感想は少しにしたいと思います。

やはり選択式の救済は厚生年金のみで社会一般が救済されなかったことはインパクトがありました。

そして合格者がかなり絞られて合格率も7%と過去に例を見ない厳しいものになりました。

ますます社労士会や厚生労働省が何を考えているのかが分からなくなったという感想です。

今年社会一般の足切りのみで不合格になった方には申し訳ありませんが、来年は必ず3点を取る方法で試験に臨まないといけないと思いました。

以上で試験結果の感想を終わります。

合格された方、おめでとうございます。

独立される方、勤務の方、何もしない方、様々ですがせっかく合格なさったのですから何かしらのアクションをされることをお勧めします。



私は今年の社労士試験で試験監督をしておりました。
私の担当した教室は150人ほどの受験生が入る教室でしたが合格者は何人だったのか・・・

自分の担当した教室の最初の受験番号から最後の受験番号までは知っていましたので官報の合格者受験番号で確認しましたがその結果は・・・

”6人”

でした。150人全員が受験したわけでは有りません。約8割としても120人です。
120人受験して6人の合格者ということは合格率5%です。

厳しい試験だと改めて思いました。

明日以降は来年の試験に向けてと人事部での出来事、社労士の世界を再びお伝えしていこうと思います。

よろしくお願いします。

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お知らせです。

仕事が繁忙につき、ブログを少しお休みしようと思います。
再開予定は11月を考えております。

このブログをご覧になっていただいてる方には申し訳ございませんが、また再開いたしますのでしばらくお待ちください。

選択式厚生年金没問騒動について

皆様、おはようございます。

ここ数日選択式厚生年金の問題文について誤植がみつかり、没問だ、いやそのまま何も措置を取らないとか騒動になっていますね。

私もうっかり見過ごしていましたが、言われてみれば確かにおかしいとは思います。

具体的な措置を取る、取らないは試験センターや関係各者で協議して決定されると思いますのでここでどうのこうの言っていてもどうにもなりません。

しかし、受験生の気持ちを考えると試験センターの不手際には怒りを覚えます。

ただでさえ試験が終わって合否を待っているのは非常に精神的にもつらいところに来て普通では考えられない試験者側のミスで合否が分からなくなるなんて考えられません。

今回の試験では私も試験監督をしていましたが、選択式の試験中に受験生の方から雇用保険の選択肢について誤植ではないかという問い合わせをもらいました。

本部に確認したところすでに情報が本部にも来ていたようですぐに訂正表が各教室に回ってきました。

まぬけなところはこの誤植のあった選択肢は正解と思われる選択肢でした。
普通では考えられません。

せめて正解の選択肢くらいチェックしておけよと思います。

今回の試験では2点の誤植が試験中に発表になりました。
試験が始まる前ではなく、試験中です。
恐らく受験生からツッコミがあったのでしょう。

今回に限らず社労士試験では誤植が相次いでおり、一番ひどいのは平成22年試験(第四十二回)です。

択一式で解無し(全員正解扱い)と複数解答の合計が5問もありました。
しかも全て社会保険関係問題でした。
社会保険が得意な受験生は他の人と差が付かなくなって不利になったでしょう。


70問中の5問ですので高確率です。
この事は合格発表の日の日経新聞の記事にもなってしまいました。

受験生の方々はこの”解無し”の問題を必死になって解いていたはずです。
ところが3問も解無し、複数解答もおかしいと思いながら混乱したはずです。

社労士試験は毎年5万人以上も受験する国家試験です。
なぜこれほどの誤りがあり、しかも改善されないのかがまったく理解できません。

私は小売業に携わっています。
当然広告に力を入れています。
毎週、広告会議を得て写真撮り、校正もやっています。

ここで金額に誤りがあったり、写真が違うものが掲載されたり、商品の発注が出来ていなかったりすると大問題です。

校正は通常3回行います。
初校正は白黒のチラシで金額の確認やレイアウトの確認。

通常校正ではカラーになっていますので写真の色がおかしくないか、セール品の文字は赤になっているかをチェック。

最終校正は本当の最終です。
最後におかしくないかと数人で確認して終了です。

これほどチェックしても漏れや間違いがあります。

頼んだ商品が次週と勘違いしていて広告に載ってしまい夜中に車を走らせてメーカーさんに無理言って商品をもらって広告掲載当日の朝に何とか間に合わせた事もありました。

こんな事を毎週やっています。

平成22年の試験に携わった人はどういう処分を受けたのでしょう。
私の会社でこんな事はあったらただではすまないでしょうね。
1,000円のものを10円で広告掲載しているようなものです。


社労士試験は一年で一回です。
試験委員がどんな風に作問して、校正しているのかは知りません。

しかし、国家試験である社労士試験の問題がこれでは情けなくなります。

今回の厚生年金の騒動はどうなるかわかりませんが、少なくとも何人かの受験生の人生が変わる可能性があるわけでこのような事は二度と起こして欲しくないと思いますが毎年起こっています。

誤植、解無し、複数解答は社労士試験の特徴だ。
問題を見て分からなかったらこの事を疑ってかかれ。

こんなイメージをもたれてしまってはおしまいです。

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実録社労士シリーズ~私の先生~

皆様、おはようございます。

今日は私の先生についてお伝えします。

私は勤務社労士をしていますが、社内で社労士は私だけです。
それだけに色々とややこしい事があったときに、これまた色々と聞かれます。

そういった時に誰に聞くか、私の先生は誰か・・・

先輩の社労士?
そうであってほしいのですがそうではありません。

私の知り合いの社労士はほとんどが開業社労士です。

年金の制度や助成金の事は詳しいかも知れませんが勤務社労士が抱えている問題は年金で有りません。

勤務社労士が良く現場から聞かれる事で圧倒的に多いのが
”労働基準法の運用”
です。

こんな労働時間で働かせていいのか?
態度の悪い従業員を辞めさせていいの?

そういった労働基準法の運用についての質問や問題が圧倒的に多いのです。

そういう問題は開業社労士の先生はあまり扱いませんので相談のしようが無いのです。

そこで私は誰に聞くのか。

その一つはインターネットです。

インターネットは色んな意見や情報があって全てが正しいとは言い切れませんが一つの目安になります。
その情報が法律や判例に基づいているのか必ずチェックします。

もう一つは直接監督官庁に聞きます。

はっきりと分からないことをはっきりさせるのにこれほど有力なものはありません。

労基署には労働基準法、労災絡み、職安には雇用保険、健康保険は組合、年金は年金事務所、労働保険料のことは労働局・・・

とくに労基署なんかは聞くと藪ヘビ?と思われるかもしれませんが一番よく電話をかけて聞いています。
こんな労働時間で働かせていいかなんて問題は親切に答えてくれます。

そのときに必ず
”どこの部署の誰から聞いたか”
とメモします。

後々言った言わない、聞いた聞いていないとなったときに有効です。

その結果を会社に報告する時も必ず聞いた相手を報告します。

私が知っていたふりして私の見解で報告しません。

やはり会社も私という従業員の意見よりも行政監督庁からの意見のほうが安心できるでしょう。

ですから知らない、分からないことは
”労基署の○○さんから聞きました”
と必ず報告します。

勤務社労士はサラリーマンですのでまずは社労士の前に従業員であるという大原則を守って仕事をしないと信用をなくします。

分からない事はその道のプロに聞くべし。

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実録社労士シリーズ~社労士の名刺~

皆様、おはようございます。

今日のテーマは名刺です。

仕事柄たくさんの社労士の先生から名刺をいただきますが、多種多様で結構面白いです。

代表的な名刺は

山田社会保険労務士事務所
社会保険労務士 山田 太郎

といったものですね。

この名刺が圧倒的に多いと思うとそうではありません。

何かメッセージを入れてらっしゃる先生が多いです。

”労務相談おまかせください”
”年金の相談なら・・・”

とか仕事に関係する事についてのメッセージを入れてらっしゃいます。
理由を聞くと

”社労士の仕事って何してるか分からないでしょ。”

ということでした。

納得です。

最近の社労士ブームや年金のスペシャリストとして注目を浴びてきましたので何となく社労士って年金の人?くらいのイメージは一般の人にも持ってもらえていますが、一昔前なら社労士って何する人?という感じでしょうか。

私もある人に
”社会保険労務士です。”
と名乗ると

”保険会社にお勤めなんですね。”
と完全に勘違いされた事もあります。

やはり名刺に自分が何を出来るかを書いておくことは大事ですね。

また、別のパターンでは
”今日会えてよかった”
”あなたの未来のパートナー”

などという仕事に関係ない人生について書いていらっしゃる方もいらっしゃいます。

電話番号に凝ってらっしゃる先生もいらっしゃいます。
末の番号に
6649(労務良く)とか4429(人事福)とかの番号を取ってらっしゃる先生もいらっしゃいます。

自分の持っている資格をたくさん列記されている方もいらっしゃいます。

FP、行政書士は定番ですが
宅地建物取引主任者
マンション管理士
測量士
簿記2級
調理師・・・

社労士に関係ある?と思われる資格を書いている方や資格だらけで名刺が読みづらくなっている先生もいらっしゃいます。

ただ、特定社会保険労務士の付記のある先生は必ずと言っていいと思いますが
その記述が名刺にもあります。

名刺の裏に業務内容を書いてらっしゃるのが多いですね。
ここで何をやっているかアピールするわけです。

名刺の質ですが結構自分のPCで作成されている先生が多いですね。
これは勤務社労士では無いことですね。
大概勤務は会社が業者に発注しますから。

もらった瞬間に普通の名刺かそうでないかは分かります。
好みで作ってらっしゃるのかそのほかの理由があるかは聞いた事ないのでわかりません。

勤務の場合は会社が決めたレイアウトがありますのでそこに
”社会保険労務士”
の肩書きを入れるか入れないかの2種類があります。

勤務の先生の名刺の8割から9割には社労士の文字が入っています。
残りの1割くらいの中には、まだ登録したばかりで名刺の発注が間に合わないという先生もいらっしゃったのでほとんどの先生が社労士の文言を入れてますね。

私はというと少数派で社労士の文字は入れていません。
理由は簡単です。

社労士を名乗る必要が無いからです。

社労士会の集まりや研修会には社労士しか入れないので当然社労士です。
社労士の先生に
”私こういうもんで社労士やってます。”
というアピールは必要ありません。
私がどこの会社に勤務しているか分かってもらえるだけで十分です。
”へえ、社労士なさっているんですか”
という事には絶対にありません。(当たり前)

また、社内で名刺を社内の人間に渡す事もありません。

仕事で一緒になる業者さんに社労士をアピールする必要はありません。
私の仕事で取引のある業者さんは給与計算ソフトのエンジニアさんや社員食堂の会社の人等ですのでアピールする必要はありません。

年金事務所や労働基準監督署、職安の方々とも仕事上お付き合いすることもありますが彼らが相手が社労士と社労士でない場合と対応を変えてくるかは分かりません。

少なくとも社労士と名乗らないほうが色々と教えてもらえそうです。
さすがに彼らはその道のプロですのでしっかりしている主任クラスの方に聞くと知らない話をたくさん教えてくれます。

そういった意味でも素人を装っているほうがメリットがあると思います。

会社から社労士の文字を入れろと命令の無い限り私は入れないと思います。

人それぞれですね。

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